結論から書いていくと、父親の一貫した育児参加がポイントになります。
我が家は2年間授乳をした長男と11か月で授乳をしなくなった次男がいます。両方を比べると良し悪しがわかります。それでは、詳しくみていきましょう。
次男は11か月で授乳をしなくなった
本来であれば長男から書いていくのが筋ではあると思うのですが、ここではあえて次男から書いていきます。
我が家の次男は生後11か月(厳密にいうと10か月の半ばくらいです)で卒乳しました。
私が育児にかかわっている時間が長かったことが深く関係していると思います。
知っている方はご存知のとおり、私は育児休暇を1年間とりました。
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1年間育児休暇をとることによって、次男と過ごす時間は濃密になりました。
仕事をしていない時間の分だけ子どもと関わることができます。
そして、授乳は母親の役割、抱っこは父親の役割、という関係が明確になりました。
抱っこ中に寝てしまうことも多々あり、結果的に私は寝かしつけ担当になりました。
子どもはリズムを持たない生き物であり、リズムは親が作ってあげなければなりません。
休日だけ育児をしている父親は子どもとのリズム感が全然違うのです。
これは後述しますが、リズムの大切さは我が家の長男が2歳まで授乳していたことと深く関係しています。
長男の時は私はほとんど夜遅くまで働いていたので、両親揃って子どものリズムを作ってあげることが出来ませんでした。
次男にはリズムを作ってあげることができたということです。
どうやって卒乳したのかを時系列で書いてみる:次男編
生後8か月くらいから書きます。
生後8か月:昼間の授乳の回数が減ってきた。離乳食のリズムが整ってきたので、授乳を減らすことが出来るようになったことと推察します。
生後9か月:毎朝、食後に授乳していた習慣を辞め、父親が散歩に連れ出すことに。2kmくらい歩いているとベビーカーですやすや寝ています。
生後10か月:昼間の授乳がゼロになり、夜だけ眠りにつくための授乳をしていました。
生後11か月:ついに夜の授乳を辞めるために、父親が寝かしつけを担当することに。
これには重要なポイントがあります。
実は、夜授乳をしているとよく起きるのです。眠るために必要なものが授乳になってしまい、少し目が覚めただけでも起きてしまいます。
Point:母親は寝かしつけの間にお風呂に入り、母親に甘えたくても甘えられない状況にしました。
最初の2-3日は父親が寝かしつけてもよく起きてしまいましたが、起きるたびに授乳ではなく、父親が抱っこするか、そっとトントンしてあげることで、自分で寝付く力をつけました。
卒乳は夜泣き対策にもなるということを改めて感じました。
長男は2歳まで授乳をしていた
一方で、気になるところは何故長男は2歳まで授乳をしていたか?というところです。
実は長男は次男と同じく11~12か月くらいで卒乳の気配を見せたのですが、このタイミングで飛行機に乗ることが多く、耳抜きのために卒乳をしそびれてしまいました。
また、父親が仕事で遅いこともあったので、眠るためのリズムづくりをしてあげることができませんでした。
そして、1歳くらいを過ぎると色々な音を聞きわけ、自分の言葉でそれとなく言うことが出来るようになります。
1歳半を過ぎる頃には、長男はお腹が減ったり眠くなると抱き枕を持って「おっぱ~」と言っていました。
こうなると、身体的依存を言語につなげられるようになり、ますます依存から脱することが出来なくなります。
この状態が1歳半~2歳まで続きました。
2歳の頃、ようやく次男でやったことと同じようなことをして、卒乳を促しました。
2人育ててみて、ポイントは依存させてはいけない、ということなのだということに気づいたのです。
これから子育てをする方は参考にしてみてください。