この話の始まりは
乳腺炎は2種類
乳腺炎は、乳管が詰まり母乳が溜まってしまい炎症が起きる「うっ滞性乳腺炎」と、乳腺が細菌に感染して炎症を起こす「化膿性乳腺炎」の2種類があります。
うっ滞性乳腺炎
「うっ滞性乳腺炎」は、母乳の通り道である乳管が十分に開いていないことや、赤ちゃんの母乳を飲む力がまだ弱いことなどが原因で、乳汁が乳房に溜まったことで起こると考えられるそうです。
化膿性乳腺炎
「化膿性乳腺炎」はうっ滞性乳腺炎が進行したもので、何らかの原因で傷ついた乳頭から細菌が入り、乳管から乳腺組織の中で広がってしまい起こる乳腺炎をいいます。乳児が母乳を吸う際に飲みが浅かったり、赤ちゃんに乳歯が生えて乳首を噛んだりしたことで傷が生じ、そこから黄色ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌が侵入するそうです。
助産師さんのマッサージのありがたさ
6年前、長男の出産後、ワンオペ育児による疲れからか、乳腺炎を繰り返していました。
当時受診した産婦人科のお医者さんからは、乳腺に菌が入って乳腺炎になるとのお話を受け、痛み止めを処方されました。
でも、あまりにも頻繁にかかり、痛み止めではしこりは取れないことから、助産師さんに我が家へ来ていただきマッサージを受けると、しこりはすぐに落ち着いた。助産師さんの神の手のお陰だと心から感謝した記憶があります。
この時、授乳の仕方も数パターンあり、自分と子どもに合うやり方を見つけると良い事を教えていただきました
乳腺炎対策で粗食しないとなの?
その後も、毎月のように乳腺炎を起こすことから、助産師さんより食事を粗食にすることを提案され、この時は体重が一気に落ちました。
それと共に、病気がちになってしまいました。
・風邪をひきやすくなり、人生初の中耳炎にかかる。
・腎盂腎炎になり、3日間に及ぶ発熱と点滴を受ける。
この頃、とにかく乳腺炎になるのが怖く、油分と糖分を極力抑え、野菜と米くらいしか口にしていなかったことを思い出します。
6年前に実施した粗食は神話だった。
二人目の産後も乳腺炎にかかることを恐れ、産後2日で断乳しようかと助産師さんに相談した。前回の授乳生活が辛かったこと、産後に飲む母乳を止める薬があると聞いたことなどを話しました。
助産師さんからは、食事の制限は基本的に要らないから、しばらく様子を見ようと言われ、恐る恐る病院食で出るハンバーグや、揚げ物を食べたところ・・・
次男の出産では、特に食事制限をすることもなく、健康的に授乳を続けています。
我が家で考える乳腺炎のメカニズム
乳腺炎と肩こり
寝不足や外出が重なる疲れなどから、肩こりがはじまると、痛みを感じる肩側の胸に白斑ができる気がします。
白斑ができると、授乳中に針で刺されているかのように胸が痛く、その状態でも、体に負荷をかけ続けると、次は胸にしこりができてしまいます。
健康的に過ごしていると言いつつも、酷い時には、発熱を引き起こすこともあります。
育休中の夫のサポートのお陰で、これまで次男の産後については、しこりは2回程で済んでいます。
育休の話はこちら👇
夫婦で育児休業を取るにはどうすればいいか? | にこぽこのみちしるべ (nicopoco.com)
乳腺炎と体質
なぜ、乳腺炎になるのか?どうすれば、予防できるのか?を知りたい方は多いと思います。
個人の体質によるところが多いと思うが、我が家での体験から考えたことをまとると。
授乳の姿勢や、くわえさせ方を検討すること、また疲れを溜めないように心がけることで、授乳生活を前向きに過ごせると感じています。
まだ、卒乳までは時間がありますが、卒入まで家族全体とママの身体のバランスをとりながら、過ごしていきたいと感じますね。