幼児教育

自然現象で幼児教育:キアゲハの羽化 子どもと自然現象を楽しもう!

2021年5月22日

こんにちは、先日キアゲハの幼虫を捕まえたので、観察してみることにしました。

キアゲハというと柑橘類系の葉っぱについているというイメージだったのですが、私が見つけたのは田んぼのあぜ道のシロツメクサの葉っぱでした。

臭角を出しながら、威嚇していましたが、しばらくすると落ち着いてきたようで、申し訳ないけど家に連れて観察させていただくことにしました。

飼い方は理科の教科書に忠実に従い、虫かごを立てて、その中に柑橘類の葉っぱを枝ごと入れてあげることにしました。

パセリを食べるということも聞きましたが、食べる量がかなり多かったので、「だいだいの木」の枝と葉っぱを餌としてあげました。

おそらく連れて帰ってきた時点で四齢幼虫だったようで、帰ってきてから一週間くらいでサナギになりました。

よくみると枝に糸を巻きつけており、身体を固定する様子がよくわかります。

一晩で蛹にかわってしまいました。

羽化の様子はTwitterでも配信しています。

https://twitter.com/yumyum35338597/status/1395918308512198660?s=12

よくみると羽からかなりの水分が出ています。

これってなんなのでしょうね?この水分を出すことによって相当身体が軽くなるのだと思います。飛ぶ体をつくるためには必要なことなのでしょう。

羽化したあとは3時間くらい羽を休めたあとに、

徐々に羽を広げて

やがて羽を両側に広げるようになりました。

朝7時くらいに羽化をはじめ、ここまでで10時くらいなので3時間以上経つと飛び立つ準備が整うようです。

虫かごの中では狭そうなので、扉を開けておいたら二日後には飛び立って行きました。
砂糖水を虫かごの近くに置いておきましたが、人工的に作られた餌より、花の蜜を求めたいのだろうなと思いました。
家で蜜のある花を育てていなかったので、広い世界に飛び立つのが蝶々のためだろうなと思います。

広い世界で新たな生命を生むことでしょう。

ちなみに、羽化の様子は子どもは見られませんでしたが、撮った動画をみながら大興奮でした。

やっぱり生き物が与える子どもへの影響は大きいですね。

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