一人目の子にやってあげられなかったこともあるので、二人目の子への関わりにも生かしていきたいと思います。
ベスト55というタイトルなので大切なものの順に並んでいると思いましたが、月齢、年齢を経ながら数字があがっていくような構成でした。愛情、語りかけ、生活習慣、遊び、つながり、しつけ、動く、スローダウンの大枠構成を細分化してます。
やってあげたいことが沢山ありすぎました。
項目1)できることとできないことの理解
赤ちゃんは吸収力があるようです。おしゃべりすれば反応があるし、微笑みかけると微笑みかけてきます。できることを見極めて、関わっていきたいです。
母親は母乳をあげたりしながら、赤ちゃんと対話をし続けています。それに比べて、母乳の出ない男性は対話の時間はグッと減ります。ましてや平日に仕事をしてると対話はさらに減ってしまいます。よく観ておかないと、今日はどんなところが成長しているのか、見そびれてしまいます。
項目2)安心感を満たす
これは私の反省点で母親の気持ちを満たしてあげることが、一番の安心感増強につながるのかなと思います。それには妻のストレスをキャッチする、そのストレスを和らげるには何をすればいいか夫として何をすればいいか考える。
安心した中で、赤ちゃんは微笑み、対話し、そしてお昼寝が出来、成長に繋がるのだと思います。
項目3)赤ちゃんがほっとする匂い、音、動きはなにかを考える
胎児は妊娠28週を過ぎた頃に聴覚が出来、母親からの語りかけ、歌声は脳?に刻み込まれるそうです。残念ながら父親、兄弟、姉妹からの声は届かないそうですが、同じ音を聞かせてあげたいなと思いました。
項目4-6)
マッサージする、赤ちゃんの真似をする、よく笑う
項目8)ハイトーンのゆっくりな母音をのばす声で語りかける。
これはやってみて本当に効果があると思いました。特に男性はこの方法がいいでしょう。
裏声でとなりのトトロを歌ってたらご機嫌。
歌は自然と母音をのばすので、いいのかもしれないと思いました。
項目9、10)豊かな語彙のために言葉を浴びせる、読み聞かせする
先日、上の子にシンドバッドの冒険を読み聞かせしてたら、二ヶ月児がその話を笑って聞いていました。
自分に話しかけられてると思っているのか、それとも、話が楽しそうなのがいいのか、どちらかはわかりませんが、豊かな語彙を育てるために色々な言葉を使うのは効果的なのだろうと思いました。
本書では時事ニュースであっても話は聞くと書いてあります。
あと意識して実施しているのは実況中継、これからやることを説明する。ですね。
1日に21,000語のボキャブラリーに触れられるそうですので、やってみましょう。
読み聞かせは月齢でやるかことが変わるようです。
六ヶ月までは本に触れさせる、十二か月までは写真、絵の説明、一歳半まではいいフレーズで惹きつける、その後三歳までは一緒に読む、という感じかな。それ以降は朗読させたり、物語の質問をしたりしたいですね。
項目12)ベビーサイン( 6ヶ月を過ぎたら)
夫婦二人で育児休暇を取って子育てをしてるので、意識的にこういう時間を作ろうと思います。
一人で対応してたら考える暇もなく過ぎてしまいそうです。
別の本を準備したので、そちらで勉強します。
項目14,15)睡眠をしっかりとる、自分で眠る力をつけさせる
生後4ヶ月前後(もしくは8ヶ月前後)で対象の永続性の理解をし眠った時に親がいた情景を再現したいので、泣いて親を呼ぶらしいので、眠い状態でベッドに向かうことを心がけたいです。そして、泣いても少し待ち、自分で眠るように促すこと、この辺が大切なようです。
項目21)トイレに行くきっかけを増やす
トイレトレーニングは上の子は2歳半から3歳くらいをめがけて実施して、無事3歳になるころに出来るようになったのですが、トイレに行くきっかけは腰が据わったら進める方が良いようです。1歳くらいで座っておしっこが出たら褒められるという経験をもとに早めにトイレトレーニングが完了したという親戚の話を聞くと、早めにトイレにいくことが大事だと思いました。
ただ、出なくてもそれはそれでいい、トイレに座るという習慣をつくることが大切そうです。
項目23)シンプルなおもちゃで子育て
他の本にも書いてありましたが、ハイハイをはじめるころから身の回りのものすべてがおもちゃになります。ティッシュペーパーをいくらでも出してもらう。とか、棚の本が全てなくなっても気にしない、など、心持ちも大切ですが、何よりその時に興味を持っているものを止めないようにしないとだと思いました。
赤ちゃんには無限の可能性があります。これからレビューしていく事柄を含めて、実践していきたいと思った次第でした。
今回は上の子、”5歳児”にやってあげたいと思ったことを個人的な事柄と並列させながら書いていきます。
項目13)外国語で遊ぶ日をつくる
我が家は上の子でバイリンガル教育を早くやり過ぎたと反省してます。
母語が整ってないのに、やる必要はない、とありますが、その通りかなと思います。
2歳くらいに始めた英会話は本人がやる気になれずに、辞めることになりました。その時に培った耳は今も健在な気がします。
本書によると7歳までは身につくとあるので、頃合いをみて再度、考えようと思います。
項目41)子どもにルールを宣言する
親自身が心がけることとして、ブレないルールなのか?理由は明確か?守る手伝いは出来てるか?というところは大切だと思いました。
特に理由は親がちゃんと説明できないとブレてますし、子どもが自分の力で出来ないような(例えば環境が整っていないとか)ルールは押し付けになるなと改めて感じました。
最後にある一緒にルールを作る(ルールを強制するとき、人は対等ではありません、対等な立場になるようにルールを作るとよい)というところは、主体性を持たせるために必要ですね。
*最近、上の子から僕はその決定に関与してない、というようなコメントが見受けられました。
どんなに年齢が小さくても、対等に扱って欲しい気持ちの表れだと思いました。
5歳児だけに限定すると、上記のようになるかなあという感じですが、続編3以降で子育てを通じて考えていきたいことを記述していきます。
こどもの年齢に関係なくやっていきたいこと
項目11)才能を褒めるを減らしプロセスを褒めるを増やす
これはどの育児書にも書いてありますが、本当に大事なことですね。結果を追求してしまう人になってしまわないように。
努力が実ればどんな困難もやり切れる力を育みたいです。
項目18)急かさずにやることリストを活用する
いま、上の子を育てながらやることリストの大切さを実感しています。
そして、これは一緒に考えることが必要です。一緒に考えることで、子どもの納得感が生まれます。直接注意すると自尊心を傷つけるので、注意したいことをリストを使って対応するためのもの。という理解です。
項目26)自制心を育てる
5歳児を育てていて自立のみならず、自律させることは大切だなと思います。
自由というのは何でもやっていいのではなく、制限の中で生まれてくるものです。自由を最大限得るためには自制心を育てる必要があります。
大人は社会で我慢する中でいろいろと学びますが、この自制心はこどもに対して早めに教育できるようです。
運動、趣味への没頭、モンテッソーリ教育など様々にあるようですが、我が家ではモンテッソーリ、趣味を用いながら自制心を育てているつもりですが、親が転ばぬ先の杖になることで自制心を奪う可能性があるようです。
余計な口出しはせず、子どもを観察し、必要なもの・環境を準備したいものです。
項目29)こどものなぜ、どうしてにとことん付き合う
忙しく仕事をしていると、どうしても親の時間で生きてしまいます。
こどもはゆっくり世界を見ているので、その時間に付き合う必要があります。
項目39)自分で解決する力を伸ばす
これは子育てに絶対必要だと思います。これを実施することで自立・自律が育つものと感じます。
①待つ(転ばぬ先の杖にならないこと、うかつに手を出すと親が助けてくれるので、僕は、私はやらな~いとなります)
②言うだけではなく見せる(身をもって体験させ、観察してもらい、どう解決するかを感じ取ってもらう)
③不愉快な感情を受け入れさせる(不愉快であることが何から発生しているか、原因と結果を考えて学ばせる)
項目42)感情を理解してもらうように促す
感情に”名前”をつけて第三者的に子どもと親とで見ることで初めて自分がどんな感情の状態なのかを意識してもらうことが出来るそうです。
これも実践してうまくいきませんでしたが、、感情に寄り添うことは大切です。一回でうまくいくものではないと思うので少しずつやっていこうと思います。
怒りん坊は誰だろう?といったら、そう僕の中には鬼が住んでるの、と5歳児が言ってました。認識しているのであれば、いいのかな?
項目44)これも大切・・叱るのではなく、教える
注意しても変わらないので、望ましい行動への置き換えをするべき。
関係のない罰を与えてはいけない、罰はしつけとしての効果が薄いそうです。原因と結果に結びつくものであれば、学びはあるそうですが、印籠のように出来るだけ使うのは避けたいものです。
罰の例:おもちゃを投げたので、別室に移動させる
因果の例:おもちゃを投げたので、その投げたおもちゃを取り上げる
とはいえ、こどもは感情をうまくコントロールできません、そんな時は、wheel of choice(①相手にやめてと言う、②10まで数える、③自分の気持ちを相手に伝える、④その場から立ち去る、⑤謝る・・などの行動を選択できる円)
項目45)罰するより結果を創造させる
親として感情的になる前に
①論理的に(因果関係のある)しつけをしたいものです、親は子どもを自分のコントロール出来るものと思いがちですが、そんなことはありません。。。
②自然の成り行きには大人の言葉かけは要らない
だから言ったでしょ、なんて言わなくていい。
これまで4回にわたってきた書評は今回で最終章になりますが、今回は本書の中でも、親の心構えとして大切なことを抜粋していきたいと思います。
項目30)すべてを自分だけでしようとしない
育児は本当にタフな仕事です。赤ちゃんが2-3時間毎に起きるたびに授乳をしたり、ミルクをあげたり、睡眠不足でもやることがたくさんあります。
赤ちゃんを育てるためには1つの村中の人たちの力が必要と言われまずが、一人では大変なのです。
特に核家族の場合親は頼れません。
我が家は諸事情から祖父母を頼ることが出来ないので、夫婦で子育てをしていますが、二人目が生まれて、本当に一人で子育てをすることが大変だと思います。
ワンオペ育児をされている方々は本当に素晴らしい方々だと思います。
私たちの場合は、TVは使わない、メディアの力は借りずに育児をしていることもあり、どうしても一人の力では対応できないことがたくさんあります。
そんな時、夫婦二人で育児することは子どもの精神安定にもつながります。
経済的にも大変な選択ではありますが、子ども、特に赤ちゃんと触れる喜びを感じることは人類として意味があることだと思います。
項目31)家族で共感しあう
人間関係を保つための必須の条件です。特に男性はねぎらいの言葉を妻に伝えることを忘れがちです。
心を込めて伝える必要があるなと、自己反省も含めて感じます。
項目33)こどもには生まれつきの性質がある
40%:柔軟・楽なこども。10%:短期・活発・難しいこども。15%:慎重なこども
これ以外は混合とのことですが、上記のように割り切ると、子育ても気楽に構えられるようになります。
我が家は活発な上の子がいますが、なんとかこれまでに学んだことを生かしていきたいと思います。心構えが大切です。
項目34)家族会議を設ける
これはやってみましたが、失敗しました。会議なんてたいそれたことはせず、日々子どもの要望・願望を聞き、それをかなえるためにはどうすればいいか?困ったことがあったら、それを解決するためにはどうすればいいかを対話するべきだと思いました。
この関係性が出来上がったうえで、会議をするのであればいいかもしれません。
でも、会議という形式的なものにするのは、もっと年齢が上に(小学校にあがってからとか・・)なってからでも良いのかなと思いました。
大切なのは、会議ではなく、要望・願望・悩み・困ったことを打ち明ける場所があるということです。
項目35)こどもの前でスマホをしない
これは普段から心がけていますが、やはりそうするべきだと改めて思いました。
スマホを見ながら会話する子になってしまいます。人はコミュニケーションの上に成り立つので、コミュニケーションをとれる人を育てるようにスマホを触る時間は限定するようにしたいですね。
項目36,37)2歳まではTVを見せない、、のだが、2歳からはTVを活用する
これは我が家ではうまく出来ていないことだと思いましたので、実行を検討しようと思います。図鑑についてくるDVDを見せて意味があるかなぁ。。。
項目46)最初からダメなことをしないように環境を整える
転ばぬ先の杖を準備するのであれば、ここに力を注ぎたいものです。
例として、、これからの予定を説明して、これから起こることを予測させる。
項目47)ルーティンを持つ、これは親の努力が相当必要です。出張が入ったりするとルーティンは崩れます。出来るだけ子どもが小さいうちはルーティンを崩さないように仕事をすることが大切そうです。(出来るかなぁ・・・)
項目48)親がカームダウン
感情のぶつけ合いでは教育はできません、子どもが鏡のように感情をぶつけてくるだけです。やはり子どもが自分の思い通りになると思っている親(私も含めて)が多いようですので、子どもは別の個性と認め、尊重し、感情をぶつけないようにしましょう。
項目49)ほかにやり方ない?と聞く(ダメって言っちゃダメ)
項目52)瞑想しましょう
マインドフルネス、というもののようです。
あれこれ考えず、いま、ここに集中してみるために、、これは別途本を借りることにします。
さて、だいぶ長い書評になってしまいましたが、自分がやっていきたいことも含めて振り返ることができました。
読んだ本を宝の持ち腐れにしないように実行することが大切です。
今日から更に育児を楽しむぞ~!!