東急ロイヤルクラブ(TRC)は実質“改悪”へ|2026年以降の変更点をわかりやすく解説
東急ロイヤルクラブ(TRC)は、長年「東急沿線の上質な会員制度」として人気を集めてきました。私自身も多くの恩恵を受けてきたため、これまで重宝していたのですが…
-
-
東急ロイヤルクラブでプラチナ条件を満たしたのでゴールドカードへ
こんにちは2023年は東急ロイヤルクラブのプラチナ条件を満たしたので申請をすることにして、2023年、2024年、2025年と継続してプラチナの優遇を受けています。 プラチナカードにはゴールドカードが ...
続きを見る
2026年の制度見直しでは、利用者にとって不利になる変更が多く、実質的な“改悪”と言わざるを得ません。
この記事では、特に影響が大きいポイントを中心に、変更内容をわかりやすく整理します。
大きな改悪ポイント(利用者に不利になった点)
1. 東急ストアの5%OFFが終了
かつてTRCの象徴的メリットだった「東急ストア5%OFF」。日常的に使える特典として価値が高く、特に家族持ちの会員にとっては“実質的な還元の柱”でした。
- 毎週の買い物で確実に得していた
- 年間換算で数万円レベルのメリット
- 生活密着型の特典として非常に強力
これが終了したことで、TRCの実利価値は大幅に低下しました。
2. 利用額カウントの対象が縮小(TSSの扱いが不透明)
TSS(アトリオドゥーエ等)は7月以降、東急グループ外へ移管されるため、TRCのカウント対象外になる可能性が高いと見られています。
これは、
- ランク維持
- 年間50万円以上のボーナスプレゼント
に直結するため、実質的な負担増となります。
3. 特典が“抽選型”にシフト
以前は「確実にもらえる」特典が多かったのに対し、最近は抽選・アンケート型の特典が増加しています。
- 当たらなければメリットゼロ
- 実質的な還元率が大幅に低下
- “会員優遇”というより“キャンペーン参加者”に近い
確実性のある特典が減ったことは、利用者にとって大きな改悪です。
4. ベース特典の実質価値が低下
マイページにもある「ベース特典」ですが、内容の多くが“割引率の低い優待”に寄ってきており、以前のような“会員ならではの特別感”が薄れています。
ここからは詳しく知りたい方向け|東急ロイヤルクラブ(TRC)とは?
TRCは、東急線の利用額や東急グループでの利用実績に応じて会員ステージが決まり、
- 東急線運賃のキャッシュバック
- TOKYU POINTの優遇
- 会員限定特典
などを受けられるロイヤルティプログラムです。
近年は「利用実態に即した制度設計」への見直しが続いており、2026年以降も複数の変更が予定されています。
2026年以降の主な変更点(全体像)
変更の方向性は以下の3つに集約されます。
- ステージ判定基準の見直し
- 特典内容の再編(交通×生活サービス連携)
- デジタル化・ポイント制度との統合強化
① ステージ判定基準の見直し
● 株式保有の扱い
- これまで:東急系株式100株で1カウント
- これから:東急株式会社2,500株保有でさらに1カウント
→ 約500万円必要。ハードルが一気に上昇。
● 東急カードの利用基準
- これまで:決済回数1,000回以上で1カウント
- これから:年間利用額500万円で1カウント、800万円でさらに1カウント
→ 一般家庭には現実的ではない水準。
● ふるさと納税(NEW)
東急ふるさとパレットで20万円寄付すると1カウント。
● 社債購入
社債(11)を3口(300万円)購入で1カウント。
→ 年利1.37%でインフレに追いつかず、投資としての魅力は薄い。
② 特典内容の変更・再編
- 高ステージ向け特典の重点化
- 低〜中ステージはポイント還元中心へ
- 交通×生活サービスの連携を強化
「電車だけ乗る人」よりも、“東急経済圏を広く使う人”が評価される設計に変わります。
③ TOKYU POINTとの統合・デジタル化
- 特典のポイント化比率が上昇
- アプリ完結の運用へ移行
- 紙通知の縮小
デジタル前提の会員管理に移行していきます。
2026年以降|メリットを感じやすい人・感じにくい人
✔ メリットを感じやすい人
- 東急線を日常的に利用
- 東急カード・東急ストア・百貨店を併用
- 東急沿線で生活サービスをまとめている
✖ 影響を受けやすい人
- 定期券のみで評価されていた人
- 交通利用以外は東急グループを使っていない人
まとめ|TRCは“東急経済圏ユーザー向け”に再設計された
2026年以降のTRCは、
- 鉄道利用者向け制度から
- 東急グループ全体のロイヤルティプログラムへ
シフトしています。
しかし、東急ストア5%OFF終了・TSSのカウント外化・抽選型特典の増加といった改悪要素が大きく、従来のメリットを期待している利用者にとっては厳しい内容です。
今後も公式発表があり次第、この記事は随時アップデートしていく予定です。
※本記事は個人ブログ解説であり、制度内容の正確性を保証するものではありません。最新情報は必ず公式発表をご確認ください。