転職活動に悩まれているあなた、あなたが転職活動をした方がいい理由を考えていきます。
今後リーダーになれる人はますます少なくなる
中間管理職が解雇されたり、役職を変えなければいけない事例が増えているようです。
これまでは左のように個別の指示を個別に出し、進捗管理を行うための中間管理職が必要でした。
しかし、時代は変わり進捗管理や指示出しはインターネットで提供されているツールを使うことで対応できるようになってきています。
その例がMicrosoftが提供しているTeamsであったり、LINEもグループチャットを使えば出来ますし、Chatworkというコミュニケーションツールでも同様のことが出来ます。
コミュニケーションが1対1の双方向を前提にしていた状況から1対多方向へ変更したことで、中間管理職が不要となったそうです。
この変化は何を意味しているかというと、ますます限られた人しか上にあがることができない。ということを意味しています。
ひと昔まえでも、ピラミッド型の序列が存在していたのですが、今後はピラミッド型からT型に変化するようになる。という変化を指しています。
Amazonで働いていた方が、日本で働いていてもジェフ・ベゾス氏から直接電話が来て、何故Aという商品は他社で売っている商品の方が安いんだ!?という質問を受けたことがあるそうです。管理職という概念を飛び越して、直接やり取りをする、まさにこんなやり取りが可能となってきています。
この変化の中で生き残る真のリーダーはジェフ・ベゾス氏のような方だけでなく、カリスマ性を持った人、リーダーとしての経験値がある方、様々にいると思います。
いま、この文書を読んでいるあなたがどちらの立場にいるかわかりませんが、どちらになりたいですか?
その気持ち次第で今後の転職活動の方向性が変わるのではないかな?と思います。
給与の上がり方は右斜め上ではない
これまで一定に上がることが良しとされてきた給与は基本的に今後一律では上がらない。ということは肌感覚で感じている方もいると思います。
基本的に給与はその仕事内容に紐づきます。また、初回の給与水準が高ければ高いほど、次のステップで給与水準を上げることは可能です。
業界では転職に伴って10~20%くらいが給与の上がり幅上限だと聞いています。
いまの仕事で一気に給与が10~20%上がることはありそうですか?
もしなさそうで、10-20%上げたいようでしたら、転職はあなたの答えの一つかもしれません。
結局安全な会社なんてない
いつ解雇されるかわからない時代になりました。日系企業でもそうです。
2021年の希望退職の記事だけでもかなりあります。
【2021年2月記事】カシオ、希望退職者の募集結果を発表 45歳以上の一般社員や50歳以上の管理職が対象
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2102/20/news014.html
LIXIL、希望退職に965人応募 募集人数を下回る
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2102/05/news114.html
JTがたばこ事業を再編、1000人希望退職募集-福岡2工場を廃止
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-09/QO90KJT0G1L101
ただ、今の日本は働き手が足りないため、有効求人倍率は高い傾向にあります。
生産性が改善され、労働者が確保されきたタイミングで、人あまりの時が来ます。
市場価値を上げるのは経験値とあなたのオリジナリティ
もし、あなたがずっと同じ仕事をし続けているのであれば、オリジナリティは少なく市場価値は上げられません。
新しい世界に踏み切り、自分の市場価値を上げるために活動をしてみてはいかがでしょうか?
例えば、1つの職場にいるよりも複数の職場にいる方が価値はあがりますし、複数社を知っていると更に価値があがります。
世の中には企業が個人から吸い上げ切れない暗黙知が存在します。その暗黙知を活用して生きていくことも手です。
A社メーカー品質管理⇨A社メーカー事業管理⇨B社メーカーサプライチェーン
Z社メーカー営業⇨Z社メーカー法務⇨Y社メーカー法務
未来を先読みして、自分を変化させていきたいものです。