藤井聡太氏が将棋界で有名になる少し前、私たち家族はモンテッソーリ教育に出会いました。2020年から振り返ると5年前のことです。
元々、モンテッソーリ教育は息子の自立を促す方法として良さそうだと感じて始めましたが、書籍を読んだりすると日に日にその良さを実感していきました。
そんな私たちが最近気になることは、モンテッソーリ教育と将棋の相性についてです。
スタディ将棋が子どもにはわかりやすい。
藤井聡太氏も幼少の頃に使用していたということですが、我が家もスタディ将棋を使って子どもと将棋をしています。
将棋自体は4歳のクリスマスに手に入れたのですが、藤井氏とは異なり、4歳の我が子にはその魅力はわからなかったようです。
しかし、第二子が生まれるタイミングとコロナ自粛が重なり、自宅で過ごす時間が増えたのをきっかけに将棋にのめりこむようになりました。
ただ、最初の頃はルールがわからず、詰むとかそういう概念もありませんでした。
半年ほど過ぎてから
モンテッソーリ教育的に言うと、本人の敏感期ではあったものの、まだ駒の動きを整理する能力がついていなかったのだと思います。
半年ほど過ぎると、歩なし将棋の対局をしたいと、息子自らいってきました。
歩なし将棋のメリットとしては、先行である場合、簡単に相手の手駒を取ることが挙げられますが、本人にとっては、そのメリットがとても魅力的であったのだと思います。
その後、冬休みで家で過ごす時間が増えてきたのをきっかけに爆発的にのめりこむようになります。
最近ハマってる将棋、今のところ息子が私に勝てる見込みはないのだけれど、この1ヶ月で手筋が変わってきた。
つみかたを覚えたら勝てなくなりそう😅
藤井聡太棋士も使ってたと聞きますが、スタディ将棋は子どもには使いやすいですね。 pic.twitter.com/Z1kHggwqlB— にこぽこ@育休1年取得父🔥闘病しながら副業中👶転職活動もしてるよ🤣 (@YumYum35338597) January 10, 2021
プレゼントを受け取った時は、興味はそこまで高くなかったのですが、やはり駒に動き方が書いてある点が本人をやる気にさせたのだと思います。
普通の将棋の駒を使っていたら、こうはならなかったのではないかと考えます。
息子にとってよかったのは以下の3つです。
1.スタディ将棋だったので、駒の動かし方を簡単に覚えられた。
2.歩なし将棋で覚えた中盤以降の戦い方が歩あり将棋で使えた。
3.モンテッソーリ教育?で培った集中力が長い対局を可能にした。
どれか1つが欠けたとしても将棋を継続してやろうという気にはならなかったように思います。
今後
6歳半年を過ぎた今では毎日のように対局を続けています。ちょっとずつ強くなりつつあり、そののめり込み具合に驚いている日々です。
我が子は藤井氏のように将棋で生きていく、というようにはならないと思いますが、我が子に本当に集中力があるのか?と思っていた時期でもあり、子どもの成長を見守ることは大切だと思いました。
ちなみに、我が家にはCuboroもありますが、こちらはほとんど手を付けません。
これには理由があり、親がモンテッソーリ教育を知らな過ぎて、提示をしすぎたのだと思っています。
(将棋はそこまで提示しませんでしたし、わざと負けるということもしませんでした)
ただ、子どもの敏感期はいつ来るかわかりません。