米国株式で高配当株を探していくと一過性(記念配当などによるもの)のものがあったりしますが、
安定して配当をあげている株があります。その中の1つMO:アルトリアグループを見ていきたいと思います。
アルトリアグループは配当率8-9%と日本の配当率と比べると比較的高いです。
ところが、以下のとおり2023年10月まではダウントレンドでしたが、11月以降じわじわとあげてきています。
finviz.comより
このブログではMO株をドルコスト平均法で積み立てていったらどうなるかを検討していきたいと思います。
”なぜドルコスト平均法にするか”
5-10年の動きを見ると値動きが激しいので平均を取りにいく
為替の変動も考慮にいれるべきなのでなおさらドルコスト平均法がいい
比較的高配当な株なので安値で買った方がいいのですが、安値を狙う暇がない。
1.NISAで積み立てていくべきか、特定口座で積み立てていくべきか
正直どちらでもいいですが、20%の税率を保持しておきたいと思う方はNISAで積み立てがいいのではないかと思います。
NISAで一括買いは値下がり時のインパクトが大きい一方で税金が控除されるため、一長一短あります。
私の場合はNISAと特定の両方で積み立てることにします。
2.気を付けないといけないこと:損切りのポイントはどうすべきか?
損切りポイントは高配当ということも加味して積み立てながら8%を下回ったら損切ポイントを検討します。
ちなみに、私は残念ながら結構な感じで現在値よりも高めの値段で買っています。
ダウントレンドなので、、仕方ないですね。
3.配当の状況は?
配当性向が高いのが特徴で直近1年間をみてもやはり8~9%あるのは魅力的ですね。
支払額 | 通貨 | 発表日 | 配当落ち期日 | 割当日 | 支払日 | 利回り |
0.9 | USD | 2021/12/8 | 2021/12/22 | 2021/12/23 | 2022/1/10 | 1.92 |
0.9 | USD | 2022/2/25 | 2022/3/24 | 2022/3/25 | 2022/4/29 | 1.71 |
0.9 | USD | 2022/5/19 | 2022/6/14 | 2022/6/15 | 2022/7/11 | 1.94 |
0.94 | USD | 2022/8/25 | 2022/9/14 | 2022/9/15 | 2022/10/11 | 2.25 |
0.94 | USD | 2022/12/7 | 2022/12/21 | 2023/1/10 | 2.06 | |
0.94 | USD | 2023/3/1 | 2023/3/23 | 2023/3/24 | 2023/4/28 | 2.16 |
0.94 | USD | 2023/5/18 | 2023/6/14 | 2023/6/15 | 2023/7/10 | 2.14 |
0.98 | USD | 2023/8/24 | 2023/9/14 | 2023/9/15 | 2023/10/10 | 2.22 |
4.事業の安定性は
ウォーレン・バフェット氏はMOには投資していないと言われています。
関心がなければ投資しない方がいいです。
というのも、たばこ銘柄は法規制などの影響を受けやすいため危うさがあります。
ただ、危うさはどの株も大なり小なりありますので、どう考えるかかなと思います。
5.現時点の戦績は?
2023年10月末現在
保有株数:225株:8580ドル相当(10,019ドルで購入)
というわけで、ドルとしてはマイナスですが。。。
為替の影響もあり
円でみると配当もあわせて+3.6%という状況です。
2023年12月10日現在
保有株数:260株:11,563ドル相当(10,738ドルで購入)、配当は税抜き後で230ドル
実質マイナスは600ドル(ー6.46%)です。
為替も円高にふれてきたので、円換算ではマイナス5万円(ー3.26%)です。
ドルコスト平均法での積み立てを継続いたします。
2024年7月15日現在
保有株数:320株:15,200ドル相当
購入総数:320株(約$15,200)
時価評価額:約240万円(+37万円:+14%)
インカムゲインは税引き後で13万円程度($850)
現在50万円のプラス🚬で総額で+26%
というわけで徐々に増えてきました。
信じて購入し続けることが近道、、ということなのかな。
学問に王道なしが如く、投資にも王道なし。
6.2024年以降の動き
負債比率が高いのでFOMCの利下げ観測に伴い、株価が上がるチャンスという仮説のもと継続していこうと思います。
finviz.comより