以前、クレヨンハウス社から出てた本が2020年にリバイスされて発刊されました。
著者の脳研究の視点で育児を見たもので、脳科学的に見れば、子育てで起きるトラブルは発達段階のものであり、許容できたり、寛大になれたりする観点を得られます。
本のイメージ
新刊
旧刊
衝撃的だった話
話しかけないと子どもは2歳までに亡くなってしまったり、精神的疾患を受ける。
👉実際行われた実験らしいです。本当かな・・。
怖い事実ですが、人はコミュニケーションを大切にして生きる生き物なんだなと思えた事実でした。
見逃せないと思ったもの
お父さんにもオキシトシンが出てくる、が、かなりの時間を育児に関わらないとでてこない。
生後6ヶ月
時間の概念が生まれてくる、だからこそ、いないいないばあを楽しめる。
6ヶ月以前は時間の前後の概念がない。この時に実施するいないいないばあは、いなくなった!という驚きを生んでいる。
生後7ヶ月
尿意と睡魔は本来不快なもの、大人は眠った時の気持ちよさを知ってるから、不快と感じても眠りにつく習慣が出来ている。
一方、赤ちゃんは初めての感覚に戸惑い、泣いてしまう。泣かなくなったら一人前!
1歳8ヶ月
イヤイヤ期を通じて、成長する。イヤイヤをしている状態を鏡で見せると、自分を客観的に見る視点が育つ?
1歳10ヶ月
ウソは高度な認知プロセス
嘘をつくには3つのプロセスが必要。
1.何をしたいかという目的
2.自分は事実を知っているが、相手は知らないという認知の差異の認識が必要
3.目的を達成するために、相手が事実を知らないことを前提とした手段を思いつくこと。
3歳
絵日記の習慣ができてくる。
総括
脳科学的な視点で子育てを見るというのはとても面白い話です。